重松清『卒業』 「まゆみのマーチ」

沖田先生が わざわざ送って下さった本です



卒業 (新潮文庫)
新潮社
重松 清

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いまだにこれを超える ...
最高の短編小説がここ ...
まゆみのマーチ、追伸 ...
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この本の一章目の 「まゆみのマーチ」が先生のお勧めでした



大人にも事情はあるものの、

その事情から出る何気ない言葉で で子どもの良さを押さえつけてしまいます


そして引きこもってしまった子どもに対して 

進む方向の前方から手招きして 「頑張って ここまで とりあえずおいで」と声をかけて励まします。


それに対して主人公のお母さんは

「好き好き好き・・・♪」と歌いながら 一緒に横に並んで歩む方法をとります。



物語は主人公のお母さんが病院で亡くなる事を切っ掛けとして 

昔の母親の 息子・娘に対する態度を思い出します。


主人公の妹は 歌を歌うことが大好きだったために

どうしても学校で歌を歌ってしまいますが、 それを「悪い癖」とレッテルを貼られることによって

引きこもってしまいます。



その際、母親の「横に並んで 一緒に歩む」という姿勢のは

主人公からみると 「甘やかし」にしか思えなかったものの、


いざ母が死を迎えるに当たって、そして大人になった主人公の息子も引きこもっている現実から


母親の態度は 今の自分に欠けているものを教えてくれます。




重松清さんの小説は 繊細な心の動きに気づかせてくれます。


沖田先生は私から何を感じて、この本を渡して下さったんでしょうか。



見守られていることに後から気づきます。




念仏:1万8000遍

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この記事へのコメント

テンコ
2009年01月28日 09:43
また深いものを教えてくださり、有難う御座います。身につまされる紹介文でした。
明光
2009年01月28日 18:28
てんこさん

いつもコメントありがとうございます☆
本から頂く内容は ただ人に出会う以上に得られるものがありますね

本嫌いを克服中です

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