子どもを送る苦しみ




いつの世も 別れは悲しい。





愛別離苦 あいべつりく



「愛するモノとは 必ず分かれなければいけない苦しみ」 は





お釈迦様がおっしゃった苦の1つ。






人生にはいくつの別れがあるものか







本日も一件 お葬儀のご縁を頂いた家の



一周忌法要をさせて頂きました







故人様は男性 まだお若い


そしてその奥方はさらにお若い。


若干5歳の少女を残して旅立たれました。






毎月 月参りで伺っていますが、



実母様は はるばる豊田市から片道1時間をかけて


お参りに来て下さります




そして本日も故人様のお母様も同席してお参り。






息子を亡くした母親は 悔やんでも悔やんでも涙が止まらないようでした。







そんな姿をみて私は


正直に




「僕は残念ながら 子どもを亡くした経験がありません。


 でも 好きな人にフラれる辛さなら ホントに苦しいと分かります。




 別れは苦しいですね。でもまた極楽浄土で再会できるんですよ」






我ながら アホなことを申したと反省することですが、


少し笑えて 場が和らぎました。









僕には 僕の経験の中でしか話ができません。



なんとも拙い事だなぁ。 でも一緒に寄り添いたいと思い、



お母さんの手を篤く握りました。









その後は笑いながら楽しい宴会をご一緒させて頂きました。


家族の多い楽しい団欒









しかし 退席の後


犬山市へ約1時間30分の移動中の車の中




泣けて泣けて 涙が止まらなくなりました。 最近 涙が多目にこぼれます。








これまでの一年間


ご子息を送られて


どんなに寂しい思いをされたことか 







以前 お師匠さんと話してたことがあります。






「癌になって やっとこれで人前で自分の苦労話ができるわ


 でもなぁ 子どもを送った人には なにも言えんなぁ」






お念仏で救われる教えを 伝えることはできても





子どもを亡くされた方の苦しみを分かるなんて事は おこがましいことなんだなと


その時 思いました。






極楽浄土で再会ができる喜び







これほどの苦しい思いをされた方でないと


なかなか仏教は 喜べないのかもしれないなぁ








愛する人と別れる苦しみ 


愛する人と会えなくなる苦しみ




こんな当たり前なことに いつまでも敏感でありたいと。



いつまでも 涙が出る心でありたいと 願いました。





なむあみだぶつ なむあみだぶつ


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

Yuma
2011年11月20日 22:53
私…、わかりますよ…。
子を亡くす悲しみも、親を亡くす悲しみも…。
明光さんだから言えますが…。
こればかりは、誰にも癒せない…。
苦しみと悲しみと後悔と…辛さばかりが募ります。
でも…、ある方に見て頂いたら
二人とも、私のことだけが心配で、
結構、見に来てくれてるみたいです。
確かに、気配は感じますが…。
信じがたいですよね…。
こんな事…。私の思いがそう思わせてるのかも
しれませんが…。
えへへ…。
ちょっと、明光さんに甘えて話してしまいました。
内緒ですよ~。
今夜は、ちょっと泣きながら寝ます。
明光
2011年11月21日 21:49
Yumaさん
そうかそうか そうなんですか
大丈夫 きっと大丈夫
全てみな 自分のご縁。それなりです。それなり。

お念仏にご縁を頂いた者は もうね 
阿弥陀仏さまとか菩薩さまが迎えに来てくれる様なご縁に知らぬ間になってますから。

きっと大丈夫。
多分 先立たれた方も、仏さまのお膝元で護られながら、
Yumaさんを護って下さってますよ☆

Yumaさんも晩年は私のお寺に勤めましょうかね☆
その体験 大事にしてください
Yuma
2011年11月23日 15:53
そうですねー(^o^)
いつか、子供達の手が離れて心穏やかにいられる日が来たら、
是非、お世話になりましょうか…。
後世の為の功徳を積む為に…。
その時には、よろしくお願いします(^o^)

この記事へのトラックバック